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【成果報告】ICC FUKUOKA 2023「リアルテック・カタパルト」で3位入賞・「デザイン & イノベーション アワード」で部門賞を受賞しました!

TopoLogicが「ICC FUKUOKA 2023」ピッチコンテスト&展示でW受賞

 
TopoLogic株式会社は、2023年2月13日〜16日に開催された「Industry Co-Creation(ICC)サミットFUKUOKA 2023」に参加し、研究開発型スタートアップが集うピッチ・コンテスト「リアルテック・カタパルト」で3位に入賞しました。
また、同サミットにおいて、展示・体験プログラムを通じてプロダクトを紹介する「デザイン & イノベーション アワード」に出展し、部門賞(イノベーション賞)を受賞いたしました。
 
 
Industry Co-Creation ® (ICC) サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。
毎回400名以上が登壇し、総勢1,000名以上が参加し、参加者同士が朝から晩まで真剣に議論し、学び合うためのエクストリーム・カンファレンスです。
 
ICCサミット FUKUOKA 2023の詳細はこちら:https://industry-co-creation.com/events/icc-fukuoka-2023
 
 

「トポロジカル物質」の特異効果を用いた産業現場の課題解決をテーマにピッチを実施

 
研究開発型スタートアップが集うピッチ・コンテスト「リアルテック・カタパルト」では、TopoLogicから代表取締役の佐藤が登壇いたしました。
主なピッチ内容は、トポロジカル物質による特異効果の解説、その効果を用いた自社開発デバイスの紹介、そしてデバイスを応用することで実現を目指す産業現場の課題解決提案です。
 
今回は全国から選抜されたスタートアップ企業7社が約7分間のピッチを行い、第一線で活躍する審査員28名の投票による審査の結果、TopoLogicが3位入賞を果たしました。
当日の審査の様子については、下記リンク先よりご覧いただけます。
 
 
 
 

「超高速・高感度熱センサ」と「磁気メモリ」試作品の展示・体験プログラムを実施

 
展示・体験プログラムを通じてプロダクトを紹介する「デザイン & イノベーション アワード」では、TopoLogicはトポロジカル物質の効果を用いた「超高速・高感度熱センサ」と、基礎開発中である「磁気メモリ」の試作品を展示いたしました。
会場では参加者が熱流センサに直接息を吹きかける体験を交え、わずかな熱にも応答する高感度な性能をアピールしました。
 
出展企業12社のブースを審査員が見学・体験し、「グローバル(国際性)」「トレンド(時代性)」「ソーシャルグッド(サステナブル・社会性)」「イノベーション(革新性)」「体験デザイン(機能性)」などの観点から投票が行われ、TopoLogicは部門賞(イノベーション賞)を受賞いたしました。
当日の出展の様子を下記リンク先よりご覧いただけます。
 
 
 
 

トポロジカル物質とは?

 
「トポロジカル物質」は、トポロジー(位相幾何学)の観点から構造や物性・現象が説明される従来とは異なる性質を示す物質です。
2016年にはノーベル物理学賞を受賞し、様々な分野で注目を集めています。
 
トポロジカル物質が示す常識を超える量子的な特性は、熱や電磁波、化学物質や音などの多様な物理的現象を捉える「センサ」や、物理的現象を記憶し制御する「デバイス」としての無限の可能性が存在します。
 

TopoLogicの取り組み

 
TopoLogicでは、トポロジカル物質の特異効果を活かし、以下の2つのデバイスを開発しています。
 
▼熱センサ:従来の約1/1000以下の薄さ・高感度・低コスト生産が可能
▼磁気メモリ:超高速スピン制御により従来の約1,000倍となるTHzクラスの超高速読み書き・大容量・従来の約1/10~1/100の省電力が可能
 
すでに大手電子部品メーカーや自動車部品メーカー等との共同開発も進めており、ライセンスや製造委託など、プロダクト開発からマーケットの創造・事業化まで、トポロジカル物質のプラットフォーマーとして社会を切り拓いてまいります。