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NEDO「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業」に採択されました

このたびTopoLogic株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が実施する「GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業(以下「GX事業」)」第4回公募のSTSフェーズに採択されたことをお知らせいたします。
 
本支援事業を通じ、省電力磁気メモリ技術の実用化を目指してまいります。
 
 
磁気メモリ技術「TL-RAM™」
特殊な物理効果を発生させる新素材「トポロジカル物質」の特性を活用し、磁気メモリの省電力化を実現する技術です。
 
省電力化を実現する磁気メモリ技術「TL-RAM™」
省電力化を実現する磁気メモリ技術「TL-RAM™」
 
パソコンやスマートフォン、AIに不可欠なデータセンターのメモリ消費電力量を最大90%削減。さらに、データセンターのプロセッサーやメモリチップでTL-RAM™を使うことで、データセンター全体の消費電力量を約50%削減できます。
時間の経過で記憶情報が消失しない不揮発性で、放射線下でも使用できる高い環境耐性を備え、耐久性にも優れています。
 
テクノロジーの進化による経済成長と、CO2排出量の削減による地球環境保全の両立は、全世界で取り組むべき共通課題です。
TL-RAM™は、次世代半導体の省電力化における革新的なソリューションとして、電力削減を通じて温暖化ガスの排出削減に寄与します。
 
NEDOのGX事業について
GX事業では、技術の確立や事業化・社会実装までに長期の研究開発と大規模な資金を要し、リスクは高いものの国や世界全体で対処すべき経済社会課題(カーボンニュートラル、資源循環、経済安全保障等)の解決にも資すると考えられる革新的な技術の研究開発に取り組んでいる「ディープテック・スタートアップ」に対し、〔1〕STS フェーズ(実用化研究開発(前期))、〔2〕PCA フェーズ(実用化研究開発(後期))、〔3〕DMP フェーズ(量産化実証)の3つのフェーズにおいて、研究開発や事業化のための支援を行います。
 
各フェーズでの事業実施後、ステージゲート審査で認められた場合には、次のフェーズへ進めるなど事業を継続して実施することを可能とします。